純喫茶へ、いかがですか?

アコルデオンの唄うたいゴトウイズミの大好きなレトロ昭和な喫茶店。あちらこちらで見つけた純喫茶や昭和喫茶日記。


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「COFFEE 中村屋」広島市土橋 2011.1.25
 上の記述に1/25と書いてあるが、ここは週1回くらいのペースで通っている一番の「いきつけ」な店だ。ヲルガン座から近く、コーヒーが美味しく、店の雰囲気が抜群で、クラシックが流れている、仕事に集中したり、癒されたりする私のオアシスだ。なくてはならない大事な場所。
ここは十何年前に火事で燃えたらしいのだが、おそらく中は無事だったのだろ。

一見してみると、地味な入り口で危うく(いい意味で)だまされる。

いつの展覧会なのかよくわからないが、この大きな看板が目印だ。

店内に入ると、一気にこんな風合いになる。厳かなすばらしき世界。こんな場所にいると母体の中にいる赤子のように落ち着いてしまう。

「Nakamuraya」と書いたソーサー。コーヒーとってもは美味しい。

仕事が一杯になっちゃったり、考えること多かったりしちゃうと、どうしてもコーヒーを飲み過ぎる、謂わばコーヒー中毒。それでいつも胃が痛い。でも飲まざるを得ない。
喫茶店、コーヒー、本、音楽、煙草、昭和、妄想、、、、好きなものがここで凝縮。
私の人生これでいいや。ってかこれがいい!
ここで、クラシック聴きながらずうっと生きてやろうと思ってる。
ここでいろんな曲ができて、いろんなお話しが生まれていく。

この日は、「ヲルガン座劇場」の原稿作り。どこまでもアナログ。

500円で美味しい定食もある。
もうちょっと暖かくなったら、ここで純喫茶の映像作品を作る予定。
楽しみにしていてください。
自分らしく。自分らしく。

| - | 23:22 | comments(0) | - |
「画廊喫茶 くる実」岡山奉還町商店街 2011.1.31
 高知のライブは楽しかった。二カ所で演奏をしたけれど、どちらも初めての新しい場所だったので新鮮だったのかもなあ。でもその時に強く感じたのは、自分がいかに人見知りだったかということ。普段ヲルガン座にいて多くの方々と普通に話していたりするのだが、もしかしたら、そっちのほうが演技で、こうしてミュージシャンだけでいれる人見知りの自分のほうが、本当の自分なのかもしれない。かも。とか。みんな普段はどれだけの人格を持ち得ているのだろうか。はっきりとさせないくらいのほうがいいことの中の一つ。

奉還町商店街を歩くとすぐに右を向いたら、いい感じの喫茶店があった。そこがくる実。

目の前までいったらおじいさんが出て来て「空いてるよ。」と教えてくれた。
それが気恥ずかしく、すぐに一旦その場を離れてしまう。
画廊喫茶って、どのくらい難しいんだろう、、、

商店街をずうっと歩いて、一旦別な喫茶店に入り(白)、ワンクッションおいてからくる実に戻った。お昼過ぎ、もう空いているころだろう。

想像通りの昭和満載な店内。素晴らしい。やはり、テレビがついている。


席について、暫くその昭和っぷりに感動しつつぼうっとする。いや〜見事だなあ。。。
あ、そうだ、i phoneの充電がなかった!写真がとれない!まずい、、と思い、意を決して、店のおばさまに「すいません。携帯の充電が無くなってしまいまして、、、」と申し出たところ、ああそれなら、、といって案内してくれたところが、外だった。えええ〜、外!?
出来れば避けたい状況だが強く言えず。外にでてコンセント口にいれてみたとこ、ラッキーにも入らず!ああよかった。それでおばさま渋々店内の厨房の中のコンセントを一つ貸してくれた。有り難きです。すいませんでした。こんなずうずうしいことは言えるのにね。

携帯なく、珈琲が入った状態ではとれませんでしたが、ホット珈琲320円。値段も昭和ね。
備え付けのライターがあった。

私の席から見える光景。

歌をうたうことについて考えていた。
人のためにうたうのか。
自分のためにうたうのか。
両方か、そのどちらでもないか。
自分は、どうだろうか、、、

こんなことを考えられるのは、ここが自分のリアルじゃないから。逃げ出すこともたまには大事。逃げ出すバショはいつもこんな所だけど。でもそんな自分で良かったなあ、、、
と思っていた時に、その日待ち合わせしていたタテタカコ氏と村松さんから連絡が入った。
奉還町についたんだな。
9月には長野の彼女の事務所かスタジオでアルバムを作る事に。
来年の周年に間に合わせたい。今回も純喫茶の歌、入っています。




| - | 00:14 | comments(0) | - |
「 珈琲館 白」岡山奉還町商店街 2011.1.31
 あれ?岡山駅ってこんなに綺麗だったかなあ、、、と思って、ふと岡山駅に来たことがないことに気がついた。広島に住んでいるので岡山は近い為、嫌というほど来てるのに(別にイヤじゃないけれど、、!)、いつも車で来ているので電車で降りたことは初めてだった。とても新鮮な気分で目当ての奉還町商店街へと向かう。昨日の高知のライブで、お客様にここの商店街のことを教えてもらった。奉還町商店街は、西口を降りて暫く歩くと突如現れる。全国的にあちらこちらにある商店街の中でも極上な商店街だと思った。質がいい。昭和がリアルにここに取り残されている。胸が踊るとはまさにこういうことだなあ。無理してでもよってみて正解だった。通りを入ると期待通り昭和な喫茶店が何店も!ああ、胸が躍る。どうしよう。
商店街を奥まで行ったところを少し曲がったところに、「白」があった。表から覗いたら薄明かりが見える。うん。間違いない。


これだけ純喫茶が好きで全国まわっていると、大体店構えのセンスで中の様子や、コーヒーの味が想像できるようになる。喫茶店も音楽も場数なのか、、


住宅街の中みたいな雰囲気の場所にあるので、ちょっと落ち着いた店内。でも音楽がなかったのは寂しい。ここの奉還町商店街にある昭和喫茶は100パーセントテレビがついている。音楽はない。ある意味、リアルに地元密着型だと思われる。

マダムはきれいな感じのおばあさんだった。「主人が亡くなったから、、」といって今は午前中しかあけていない、とおしゃった。50年もやってるらしい。

奥にはこんな個室的なところも。悪い話をしたい。

ああ、鹿の剥製!!もののセンスが良かった。きっと亡くなったご主人のセンス。
会ってお話したかったなあとも思う。

コーヒーは350円と安い。でも本当においしかった!!


i phoneとi padの充電が無くなってしまったので、ビッグカメラに行った。昭和が好きとか言っておいて、こういうものに頼っている自分もなんなのだが、取り急ぎ充電器がないといろいろ大変な事になるので買いに行く。今まで商店街の中にいた頭のまんま店内に入ったら、もの凄いデジタルの渦の中で頭がクラクラした。こんな中で働いたら私はオカシクなってしまうのではないだろうか。ヲルガン座という居場所があって良かった。自分の状況が有難いなあと思った。素早くそこを逃げ出して、また奉還町商店街へと戻って行った。

| - | 08:27 | comments(1) | - |

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