純喫茶へ、いかがですか?

アコルデオンの唄うたいゴトウイズミの大好きなレトロ昭和な喫茶店。あちらこちらで見つけた純喫茶や昭和喫茶日記。


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「シャモニーモンブラン」広島堀川町 2007.06.23

「シャモニー」という響きがたまんなくって、いっぱい口に出して言ってしまう。
しかししかし、シャモニーとは一体何なのか?

ネットで調べてみたらヨーロッパにあるモンブランという山があってそこのふもとの街の名前がシャモニー。シャモニーモンブランはだから場所の名前なのだ。
なーんだ、そんな意味か。それなら知らないほうが、よかったな。
世の中には知らないほうがいいことが山程あると思っている、というのが私の持論。
なんでもかんでも謎を解き明かしたい願望は人一倍強いくせに、知ってしまったらすぐにあきちゃう、そんなことが意外とおおい私。自分。治す予定は今んところナシ。
でもね今はなんだかこのサイクルが心地よい。

で、シャモニーモンブラン。

ねこ虫のメンバーのゆめちゃんにスタジオ帰りに連れて来てもらう。「パールには負けるけど、、」と言うけど、どうしてどうして、いい感じなのですよ、シャモニー。
namikiジャンクションという広島ではかなり大きなライブハウスの近くにあって、古いアーケードの中にどっしりと構えている姿が頼もしい。人間だったらうっかり好きになってしまいそう、そうあなたの名前はシャモニー。




この歴史を感じるショウケイスが素晴らしい。かなり大きい。


で、思いきって注文したのがこれ。名前と風貌が気に入ってしまいまして。
お子様っていうのがいい響きじゃないですか。絶対これ。


で、来たのがこれ。ちょ、、ちょと違うかな〜いや、でもこんなもんだな。
ビジュアル系迫力のスイーツ。578円。
ス、スイカ、でかっ!量も多!!子供さん、決して食べれませんから、こんな量。
中に入っているプリンは手作りな感じ。正当な蒸しプリン。
結局、量多すぎて半分はたべれませんでした。デートに来て二人で一個って感じかな。そして一人は珈琲っていう。珈琲は400円。今度飲みます。


ここは3階まであるんだけど、広島のマツヤとか福山のルナみたいな雰囲気の中二階。
オクにあるカラフルなのはステンドグラスの大きいの。いいねっ


一階のレジの上についてる照明。ヤバイ〜 ヤバすぎる。
かっこいい。鱗みたいだな。「すごい〜」と言ったらお店のオカアサンが「これでも随分少なくなったんですよ〜」と言っていた。なにが少なくなったんだろう。あえて聞かなかった。う、鱗かな、、


メインのシャンデリア。みんなを見続けている。
広島でわからないことがあったらコイツに聞け。という感じ。


三階に登ろうとするとこんな立て札(みたいなもの)が。
ここはおそらく永遠の予約席なんだろう。

広島には昔「中村屋」というなんだかカレー屋みたいな名前の純喫茶があったのだけど、何年か前に火事で燃えてしまったそうだ。今は移って他の場所で営業を続けているらしけど、ロココ調のものすごい空間だったらしい。店はちょっと広くて、古い赤いベルベットの椅子などあり音楽のイベントなんかもそこであったらしい。まさに私が求めているようなお店なわけで、そう考えると実にお惜しいし悔やまれてならない。
でもね、そんなお店に出会えなかったのにはきっと何か訳があるんだろう!
と考えてね、今は出会うべくして出会うお店、出会うべくして出会った人をすごくすごく大切にしています。
私の大好きがもっともっとずっとずっと大好きでありますよーに。

ゆめちゃんが頼んだ宇治金時氷
| - | 21:40 | comments(1) | trackbacks(14) |
「純喫茶 ルナ」広島福山元町 2007.06.19
福山の愛すべき友人「salon 薔薇と迷宮」の女主人から情報をいただく。このルナ。


関係ないが、私がとても大好きでリスペクトしている女の人は大概自分でお店をやっている人が多い。とてもパワフルかつ魅力的な存在だ。薔薇と迷宮のシホちゃん、ネコバコミエコさん、gigiのフジイさん、アルコホリデイの大月嬢、どれも個性的かつ素敵。自慢の友人達だ。あ、ラムのなおみちゃんもカフェをはじめたし、カオサンのゆっかちゃんもいたな、、。
こんな人達がたくさんいるからまだまだ私も頑張れるってもんだ。
彼女達にとって私は一体どんな存在なんだろう、と考えてみたり。友人としてはずかしくないような位置にいつまでもいたい。と思う。誇りを持って。
お店をやってなくても、絵描きのはとちゃんやほろちゃんやろみさんや他素敵な恐ろしく個性的な女性は周りにやまほどいるし、そう考えたらなんてしああせなんだろうと嬉しくなる。

ちょっと話がそれたけど、なんか福山の街を歩いててそう思いました。
で、ルナ。

元町という街の真ん中に位置する。建物の風貌も街の名前もかなり「神戸」だなー。
ちょこちょこ外壁や内装を直しているらしいのですがすごく古いデス。51年。


やはり基本のショウケイスでショウッー


中に入るとそこは高級感と昭和感が見事に融合している。


3階部分。建物は3階立てで1階が厨房と客席、2、3階が客席。


小さい吹き抜けの部分がたまんない


これもそうだし


これも。照明はどれもハイレヴェル。申し分ない。


窓のところ。こんなところから光がもれるのがうれしいよ。


お料理はナポリタンとサラダのセット。単品で600円。
お味は私は最高に美味しい!とおもいました。この日はアイスカフェオレを追加。200円増しだったかな?お手ごろでした。カフェオレは歴史のあるどっしりとした味でした。
カフェオレを飲みながら知らない街を窓から眺める。
知らない人達が近くの席でおしゃべりしている。
今まではあなたと私は全く知らない存在だったけど、今こうして知ってしまった。
もう会うことはないかもだけど、ひとつよろしく。
こんなん考えてたらなんだか人生たのしくなっちゃって。
これ読んでくれてる方もまだ私が知らない方もいるかもしれない。
そんな方はこれからもおひとつ、よろしく。
| - | 09:14 | comments(1) | trackbacks(11) |
「コーヒーショップサントス」広島福山駅前 2007.06.19
福山はものの見事に素敵でした。広島完敗でしょう、ある意味。いつも福山にくる時は自分のライブ、リハぎりぎりで入りすぐに会場〜みたいな状況なんでゆっくり出来ることがなかったけれど今日は違う。エンジョイするんだ。今日は沖縄の近藤ヒロミさんのライブを見にきた。観客だ!気分があがるう。


駅前の大きな道を右に曲がったところすぐに「繊維ビル中通り」と「繊維ビル西通り」という路地がある。この二つの通りが全くもってイイ感じ。古いお店が聯立しているけどシャッターのお店も目立つ。中華料理、定食、リフォーム、洋品店、小料理など、そして喫茶店。二件ある内の一件がここ「サントス」。なんともこのうもれ具合が気になる。夕方6時半くらい、お店はもう閉まっていた。

店のロゴが私を誘う。明日の朝、でなおしだ。

そして翌日。
昨日近所のラーメンやさんに行きリサーチ。朝は早いみたい。8時半くらいに向かう。と、開いていた。

昔飲みやだったという店内は狭くカウンターだけ。古いかと思ったら創業18年だって。


珈琲は安い。350円。しかも美味しい。濃さがちょうど良かった。サイフォンで煎れている。


カウンターの上にこんな食器のような照明がぶら下がる。これはかなり古いでしょう。


壁にはしっとりと、こんなこんな感じ。


途中電話がなってモーニングの出前が入った。なので写真をとらせてもらう。
モーニング500円。出前なので珈琲にもちゃんとラップをかける。パンにバターは塗ってくれる。内容は、まあよくあるモーニングかな。

「この繊維通りというのは開発されたりしないのですか?」と聞いてみたらやっぱりそういう話はあるみたい。マンションが立つだのなんだの。ここもね、やっぱり。駅前だしね。まだ具体的な話はでていないそうなのでしばらくは安心だけどもう10年後はない気がする。ここ。福山、保存状態が素晴らしいのに惜しいな。住んでみたいか、と言われたら「ん〜ん」と思ってしまうけど。
| - | 23:16 | comments(0) | trackbacks(19) |
「珈琲館タカヤ」福岡渡辺通り 2007.06.14
とても昭和なサンセルコ(http://www.3dgo.ne.jp/sunselco/)内に入っているタカヤ。このサンセルコって結局今やってるのかしら?と思って結構みたんだけど分からなかった。けどwebもあるしやってるみたいね。素敵。少なくともZEEXよりはお洒落。


福岡で「大人ロマンス!!」と「ゴトウイズミ+アコーディオン」の二つのライブを終えて次の日の朝、福岡に以前に住んでいたこともあり帰るのが名残おしい。三日間3〜4時間くらいしか寝ていないのになぜか早起き。散歩がてら朝ご飯でも食べようと思い出かける。お店に入るとぶ愛想なおじいさんがお出迎え。たいしてそんな態度は気にならない性格を持ち合わせているのでまあ、どうでもいい。「モーニングください」といったら「朝はモーニングしかない」と言われる。あ、そうですか。


店内はこちらと

こちらの二つにわかれる。無愛想おじいさんが気になるなら後者の席に座ったらいい。隔離シートだ。


照明は文句なし。


モーニングは500円。食パンではなくて厚いバゲットを焼いてくれる。ジャムがほしいなあ。珈琲は比較的美味しい。飲み易い味。


やはり欲しいショウケイス。赤いケースは可愛いなー。って、自分が赤が好きやからかな。


豆はTOHO。でもここは焙煎室がある。生の豆を買ってるからでしょう。か。
案外、昔は焙煎していたけれど今はしていない、ということも考えられそう。

福岡時代のことを少し考えてみた。滅多に振り返ったりはしないんだけれど。
思春期に長く住んでいたのでやっぱり想い出は深い。あの頃はまさかここを離れるなんて思ってもみなかった。町を歩きながら聯立しているマンションを見上げてみた。この中に私の知らない生活がこの窓の分だけあるんだろう。もしかしたら私だってここに住んでいたかもしれない。存在し得た空間。何かがピーンと心に引っかかる。雨が降ってきていた。お父さんが自転車を引いて、小さい子供が後ろの席に座っていた。お母さんが傘を子供と自分にさしてその横を歩いていた。どこに帰るんだろう。帰ったらどんな暮らしがそこにあるの?これが所謂小さいけれど温かい「しあわせ」というやつか?何を差し置いても守るもの?なのかな、、、まあ、いいや。堂々巡りだ。でもこんな疑問やこんな風景が自分の歌の原型だったりすることはやっぱり、否めないけど。
快楽パレードという歌にでてくる「古びたアパートメント」のモチーフになっている建物が福岡にある。まだ私がすごく身も心も若くて嫌だった時代、その時付き合っていた彼氏と古い下町を散歩していてそこを見つけた。コンクリートが月日とともに風化して黒っぽくなっている4階立て(多分)。窓が全体的に少ないので薄暗い。時代のせいか階段やら部屋の入り口やらが、かっちりとしたコンクリートではなくちょっと丸みを帯びていていい味わい。そこらへんが見事に平成から取り残されていた。ここに一人で住んでみたら、、と想像してみる。強烈にその建物に惹かれる反面、死にたくなるほどわびしく切ない。その時の私にはまだ「侘びしい昭和の暮らしを楽しむ」という能力を持ち合わせていなかった。そして私は彼にこう言い放つ。
「もし私がいきなりいなくなったら、ここにいるから迎えにきて。」
何様のつもりかしらないけれど、その時どんな風に思ってそんなこと言ったのかは覚えていない。けど確かにこう言った。
そして彼がどんな風に言葉を返したのかは全く覚えていない。
なぜならそれは、覚えている必要が全くなかったからだ。
いつの時代も「今の自分がいたらそれでいいやん」と思えるスタンスで生きていきたい。

そのころのしゃしん


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「トリヨンフ」福岡川端 2007.06.13
山笠の追い山の時にいつも見にきていた神社のすぐ手前、川端商店街のアーケードの入り口にこのお店は位置している。前からあるのは知っていたが入ったことはない、その理由もない、そんなお店トリヨンフ。どうしてこんな名前なのかふと疑問に思ったが聞くのを忘れてしまっていた。歴史は34年、堂々たる70年代。

中はそんなにレトロ感はない。メニューは比較的高いような気がする。
コーヒー400円とミルクセーキ650円を頼んでみる。コーヒーはともかくミルクセーキ650円はちょっと高い。で、出て来たのがこちら。

ミルクセーキ、び、微妙カナ、、、甘い、カナ、、、
結局全部飲めませんでした。コーヒーは基本のチモト。の、割には薄い、、、カナ、、、とてもアメリカ〜ンな感じでした。 

店内は割と広くテーブルや椅子も格別な古さもあまりなく、、、
照明もわりと普通、、、カナ、、、

福岡の純喫茶に関しては下調べが非常に甘かった。以前住んでたこともありある程度狙いをつけていたのだけれど町は過度なスピードで様変わりしていて跡形もなかったり。もしくは曜日が悪かったのかシャッターが閉まってたり。もうちょっと情報を収集してから行けばよかったかな?

散歩がてら見つけたちょっとそれぽいところをいくつか。

福ビルの近くの一蘭の手前にある喫茶店。


渡辺通りの市場の裏辺りにある喫茶店。おちつきそう。


これも渡辺通りに沿ったアーケード街にあるお店。


ここはヤバそう!!トリヨンフのすぐ近くに位置。ちょっと中を覗いたらおばさんが入り口にド〜んと座っていて威圧されてしまって入れなかった。のが悔やまれる。
次回はここに。

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